父から木の大切さを学び、森が海を育て、人々の暮らしを支えるはずだ!という信念に到達した吉田幸二は大野の牧場を森に返すべく一人牧場に木を植え始めた。
始めたばかりの頃は、人々にはその目的が分からなかったが、少なくとも森の動物たちは喜び、吉田の想いに影ながらエールを送っていたことだろう!                       
しかし、吉田幸二の森づくりの強い信念と地道な活動は人々の心を動かし、徐々に大きな潮流を形作っていった。
そして、ついには全道の植樹祭が大野町で開催されるまでとなり、雨の中、全国から数千人の人々が植樹に集った。こうして、吉田幸二の地道な活動は人々の心を動かし、かつて殺伐としていた牧場は徐々に森への歩みを始めたところである。この活動が北斗市になっても受け継がれていくことを心から望みたい!

りの目指すところ
吉田幸二が考えている百年の森構想モデル
森に木を植えるとその栄養分が川によって海に運ばれ、海にプランクトンが増えて、魚も増えるという信念に基づいている。
大野町と上磯町が合併してできる北斗市では、ちょうど森と海とが一つの市に含まれるような形になるために、こうした吉田幸二の信念が大野町長時代以上に北斗市でこそ大きな役割を果たすことになるだろう!
そういう意味で、吉田幸二が大野町長に就任して以来着実に進めている森づくりが北斗市に受け継がれると、
農業と漁業、林業とが仲良く手を取り合って北斗市を根底から支え合うようになる!!
こんな見事な市が他にあるだろうか!こんなに自然の循環、基礎生産を誇れる街が他にあるだろうか!
北斗市は北海道の玄関口にあって、必ずや北海道の美しい看板のような街になるに違いない!

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